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日本人の課題を探る
謎解き小説 自叙伝

日本人の課題 と 生きる意味を探る
「なぞとき工房」 解明企画

なぞとき小説
ポチよ 泣かないで

英霊を背負った少年ポチの暗闇を再現していく
 幼い日々の記憶はやがて辿る宿命の暗示であった

この物語は 弟の信(まこと)の少年期の記憶
をもとに想定し描いたフィクション小説です

少年編 (省略 抜粋)

重要な一部を紹介
 

この3話は少年の未来を暗示する部分

  目 次     あらすじ

ポチよ 泣かないで」
少年編 
青春編



1 風の記憶          さまよう猫            4 ポチ
7 正義の使者   11 妄想   16 英霊の塔   25 祖母の遺志



B さまよう猫

  → ↓      
 ゼン信(まこと)たちはミケを抱いて 仮住まいに連れて来たが その家には既に別の三毛猫が飼われていた。「仲良くしてね」とその傍に降ろした。

 急に現れた
ミケにそのは警戒した。よそ者の臭いを嗅ぐと たちまち「フーッ!」爪を立てて激しい喧嘩を挑んで来た。

 
ミケは不意打ちを喰らい驚いて一目散に何処かに逃げていった。

 畑の中を駆け抜けていく後姿を見て
まことは後を追いかけて「ミー ミー!」と何度も呼び続けた。      ・・・ 略 → ↑
 信(まこと)勝江(かつえ) あちこちを捜しまわったが 行方を見失った。

 やがて夕方になって
ミケ忠霊塔を目印にしながら どうにか元の家に戻って来たが もうその家には誰も居なかった。

 家の中は真っ暗闇で
人影もなくシーンと静まりかえっていた。「ニャーオ?ニャーーオン・・・ 
 
・・・ 略 
 
 
     
     
  → ↓   →   

 ミケ 今までの安らぎの家が暗闇の世界に変わったことを知った。 ミケは闇に向かって主人を求めて泣き疲れるまで彷徨い続けた。 ・・・ 略

  ミケは仕方なく あの意地悪な猫の待ち構える怖い場所に戻るしかなかった。 ・・・ 略

 

 夜中に猫の泣き声を聞くと まことは布団からとび起きて外を捜し廻った。 → ↑




 
「ミー!ミー!」離れた所からこちらをうかがうミケの目が光っていた。

 
(まこと) 暗闇の中に目を光らせて泣くミケ いりこのご飯を見せて「ミー! おいで!」と何度も呼んだ。

 だが
ミケは恐れて仮住まいの家には決して近寄っては来なかった。


 
「家に着く猫の習性は哀れかばい・・・」心配して後ろにいたゼンがつぶやいた。  ・・・ 略 ←

 

 
 
     
   
 落ち葉の季節になった。

 
チカがガレキの跡地をさまようミケを見つけて 何度も連れ戻そうとしたが 仮住まいの家の近くまで来ると いじめるの気配を感じたのか 激しく暴れてチカの手を引っ掻いて どこかへいなくなってしまうのだった。               → ↑
 こうして「安らぎの家」を失ったミケは野良猫となって 何日も忠霊塔の下の薮の中や荒れ野をさまよい続けた。

家と主人が分裂した二つの家の間を
何度も行ったり来たりしていた。 ・・・ 略  ← 

→ ↓ → 

 大晦日の寒い日 まだ未完成だった家に早めに戻ることになった。ゼンは手伝いに来た勤(つとむ)叔母さんと二階の部屋で荷物を片付けていた。

 
まことはその様子を後ろでぼんやりと見ていた。そのとき 階段の下の方に何やら静かに現れた生き物の気配を感じた。

 
「ん・・・」 信(まこと)はそーっと近づき階段の上からのぞいた。痩せこけたミケが (まこと)を見上げていた。「あっ ミーだ。ミーが帰って来た!」   ・・・ 略  

  ミケ(まこと)を確認すると力を振り絞って上がってきた。警戒しながらも一段一段と。 ・・・ 略 → ↑

    

 キョロキョロと周りの様子を見ながら新築の香りを嗅いで 恐る恐る近寄って来た。

 元の場所に 再び主人の同じ顔ぶれを確認すると ゼンの膝に強く頭をこすりつけてきた。

 やっと安心したように
ゴロゴロと喉を鳴らし始めた。 

 
「ミー! よう帰って来たねー」
ゼン頭を撫でた。すっかり軽くなったミケを抱えて驚いた。

 「こりゃずっと何も食べとらんとばい」

 信
(まこと)はこの時 苦労して帰ってきた全身で飛び上がるほどの歓びを感じていた。

 これ程の喜びを感じたことはかつて無かった。
・・・ 略

→ ↑

つづく

1 風の記憶           さまよう猫           4 ポチ
7 正義の使者   11 妄想   16 英霊の塔   25 祖母の遺志



 ごあんない

まこと少年の未来を暗示するようにミケの身に
起こる暗闇を彷徨う孤独の旅が
小説のテーマ
家の建て直しまでの 冬の荒野を行くミケの旅
孤独な
が演じた 暗闇の意味 が見えてくる。

 

「英霊」を背負った少年は ポチの暗闇を再現していく
信(まこと)の幼い日の記憶は
やがて辿る宿命の暗示
 

あらすじ

目次

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「英霊」「ポチ」から「ウス」に変身して 宝を生み出す
妄想の訓練場に少年を導く「闇の声の主」を演じていく


スクロール


この場面は、「なぞとき講座」でも引用し解説する
珠玉の「閃き」を生む重要な記憶の回想シーン

引用した場面には
「謎解き」の手がかりが隠れて
おり、全体を通してお読み頂けば謎が解けます

 

2つに分裂した主人の間を彷徨うミケの正体は
本編で
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