小 説
ポチよ
泣かないで

 

 

T少年 U青春 V完結

田口紀生/ほのぼの童子

予告編(省略・抜粋)



第16話は少年の未来宿命の暗示部分

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この物語は弟まこと
少年期の記憶を元に
想定 フィクション小説

T 少年編 

 

 16話  英霊の塔

 (僕は一体、何者ですか?何を背負ってしまったのですか?)

 


 

 朝に道を聞かば、・・・夕べに死すとも可なり・・・
(まことよ、真理を知りたいか?)(・・・はい・・・)

 …略    スクロール↓  

まことは人と関わる言葉を完全に失った。

 ・・・省略

(人間とは・人生とは・憎しみとは・罪とは何ですか?)まことは言葉を失ってから、人間関係に悩み、真夜中に一人この石碑の上に来て、闇に向かって何度も尋ね求めていた。 

(もし…自分の身に起きた不可解な謎を解く真理に出合うならば、家族、友人、そして大切な恋人までも全てを捨ててもいい…)そのことを心の中で思った時、まことはこの忠霊塔に漂う何か巨大な霊に包まれたような気配がした。

人生の意味を知ること無く、若くして散っていった「無念の英霊の魂」とひとつに重なっていった瞬間だった。

 …略

 (最近、まことは死んだ芳喜にますます似て来たばい…)ゼンは、もの静かになったを見ながら、ふとそう思った。幼い頃から、まことは時々芳喜に似たしぐさをすることがあった。 遠い昔の不思議な出来事を思い出していた。

 …略
 
 

 
  …略
 


ゼンまことを悪く言う信子の言葉をさえぎり必死にかばった。「何ん言いよるとか!まことは立派な仕事をするとぞ!」

  

まことは人と関わる言葉を完全に失った。

・・・省略

(人間とは・人生とは・憎しみとは・罪とは何ですか?)

まことは言葉を失ってから、人間関係に悩み、真夜中に一人この石碑の上に来て、闇に向かって何度も尋ね求めていた。

(もし…自分の身に起きた不可解な謎を解く真理に出合うならば、家族、友人、そして大切な恋人までも全てを捨ててもいい…)

そのことを心の中で思った時、まことはこの忠霊塔に漂う何か巨大な霊に包まれたような気配がした。人生の意味を知ること無く、若くして散っていった「無念の英霊の魂」とひとつに重なっていった瞬間だった。 …略

 (最近、まことは死んだ芳喜にますます似て来たばい…)ゼンは、もの静かになったを見ながら、ふとそう思った。幼い頃から、まことは時々芳喜に似たしぐさをすることがあった。 遠い昔の不思議な出来事を思い出していた。 

 …略

----- 回  想 ------   
独り言を言いながら畑仕事をしていたゼンが突然叫んだ。
「芳喜ー!」まこと「うん…」と反射的に答えた。「ハッ?」ゼンは飛び上がるように驚いて振り向き、放心したようにまことの顔をしばらく見つめた。

 …略

まこと芳喜の生まれ代わりかも知れん…もしこの子に何かが起こった時は、おれが守ってやらにゃーいかん…)  …略

  --------  回 想 


 

 …略


ある日、畑仕事をしているゼンに不思議な言葉が聞こえて来た。(ゼンよ、孫のまことは、芳喜と一緒になって、やがて偉大な使命を果していくようになる…) だがゼンはその啓示の意味が分からなかった。…略

まことが忠霊塔で一人で座っていると、ゼン信子が仲良く何か話しながら登って来た。「おおっ、まこと、ここで遊びよるとね」「うん…」ゼンまことがいつも一人でよく忠霊塔に座っているので不思議な気がした。…略
 

予告編   つづく・・・
ポチよ 泣かないで
T 少年編  一部紹介


読むと危険 条件付

体験講座(予告編)
文・節を省略・限定

第T章 少年編

第U章 青春編

第V章  完結編

本講座にて公開中 

予告編

限定版
1・34・・7・・11・・16・・25・・

T少年編
 

 

風の記憶

 

さまよう猫

 

ポ チ

 

正義の使者

11 

妄 想

16 

英霊の塔
U青春編

25 

祖母の遺志

限定公開
(1.3.4.7.11.16.25..)



ごあんない
闇夜の忠霊塔で誓ったまことに 芳喜の霊を感じとる祖母ゼン、言葉を超えたゼンの思い
少年の心によぎる不思議な体験を本編で読むと、少年が何を背負ったのか推理できます
 
この場面は特に、なぞとき講座でも引用解説する、閃きを生む重要な記憶の回想シーンです
引用場面には、謎解きの手がかりが潜んでいます…全体を通してお読み頂けば見えてきます

 全ての謎は 本編 本講座 



予  告

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フォーム

忠霊塔の闇の声に非情を誓った、少年の背負ったものは・・・  フォームより全巻

あらすじ

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